2015年9月15日火曜日

キングスマン


僕が一番好きな映画館は、広島にある八丁座。唯一無二の雰囲気と、ゆったり広々した居心地良さがお気に入り。
その八丁座で、キングスマンの公開に先駆けて、マシュー・ヴォーン監督のキックアスが公開されていたのを知った時はなんとかして観に行けないものかと思ったけど、なかなか厳しいものがあり断念した。
キックアスは本当に大好き(みんな大好きだろうけど)で、映画館で2回観たし、DVDでも持っている。
なので、キングスマンにもキックアスと同じくらいの傑作を期待して観た。

そんなキングスマン、イギリスが舞台のスパイ映画なので、007と比較してしまいそうになるけど、007みたいな硬派な内容よりも、サイボーグ009よろしくなマンガみたいな内容だったりする。なので、007と009の間をとって、英国紳士008みたいな位置付けでいいのではないかと思う。なんのこっちゃ。

キングスマンは、世界の危機を救うスパイの話なのだけど、男心をくすぐる胸熱な要素は、英国紳士とは? なところと、大事なのはチームワーク! というところだ。

あの特殊な武器も胸熱なポイントなのかもしれないけど、僕はイマイチ乗れなかった。それでも、最後のガゼルとの一騎打ちにはワクワクせずにいられなかった。

そして、浅い情報しか持っていなかったので、意外な展開に衝撃を受けた。これはかなりの胸熱ポイント。もう終盤の映像は、予告で観たことある気がするのに、思ってたのと違うじゃないか! とかつてない斬新な内容に興奮した。これって、きっと狙ってるのだろうけど、思い込みってよくないね。
見事に騙された! 
ただのスパイアクションにとどまらない傑作だった。



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