昨日、渋谷のアートンで開催中のシュルツ編集長のブックマークというイベントにて購入。
名著DIY TRIPで御馴染み、ZINE制作のパイオニア、タテイシナオフミさんの新作はフォトジン。昨年末に上梓されたみたいだけど、やっと手に入れることが出来た。
僕はタテイシさんの発想や文章が大好きだが、写真だけだとちょっと買おうか迷うな、と思ったのだけど、全くの杞憂だった。
ドイツでのモノクロスナップなのだけど、スティーヴン・ショアと森山大道のセンスを掛け合わせたような、スマートでかっこいい写真ばかり。
モノクロ写真ばっかりって、なんだか味気なくて気が滅入りそうだけど、これくらいの冊子のサイズならあっさり消化できてしまう。
そして、写真の量もページ数も全てがちょうどいい。寧ろ少しお得に感じるくらいのボリュームかも。
装丁もしっかりしているし(タテイシさんなら当然か)、これで900円なら妥当だと思う。
でも、写真も良いけど、巻末に添えられたタイトルの解説が面白くて好きだ。やっぱりタテイシさんの発想って素敵。
フォトジンでも、写真とキャプションだけじゃなくて、多少読み応えのあるまとまった文章が添えられていたら、その作者への愛着が湧くので、そういうフォトジンがもっと増えてくれたら嬉しい。
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