2015年5月12日火曜日

Built To Spill / Untethered Moon


何この白猫と黒猫のジャケット写真。
かわい過ぎる。
もし知らないバンドのジャケットだったら気になって、試聴したくなるレベル。

元々pavementが大好きだったことがきっかけで、よく引き合いに出されるこのbuilt to spillを聴くようになったのだが、今ではpavementよりも彼等を断然支持している。
スティーヴン・マルクマスよりもダグ・マーシュに惹かれる。禿げてようが、それすらいい。薄毛で悩む僕にとって、憧れのハゲはニック・ホーンビィとダグ・マーシュだ。

そのダグ・マーシュ率いる、built to spillの6年ぶりの新作! 
アルバムは7枚目くらいだろうか。
昔の彼等の作品は国内盤でも出ていたみたいだけど、もう前作も前々作も? 輸入盤のみの発売みたい。なんだか残念だが、正当なUSインディの扱いとしては真っ当なのかもしれない。

さて、今回の新作、どこをどう聴いても、相も変わらず僕等のbuilt to spillでしかない。
捻くれていたり、歪んでいたり、牧歌的だったり、疾走したり、優しいダグ・マーシュのボーカルは健在。
その耳当たりのいい優しい声はいつまでも聴いていられる。
どの曲もbuilt to spill100%で良いのだけど、リード曲となっていた、living zooとnever be the sameは特に良い。
それとアルバムの終盤、so〜when I'm blindの流れがとても素晴らしい。
この2曲はライブでのクライマックスになり得る。本当にかっこいい。是非生で聴きたい2曲。

ピッチフォークのレビューでは7.1点みたいだが、僕は7.7点。
ちなみに、built to spillの名盤、keep it like a secretには8.8点で。レコードでも持ってるくらい好き。

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