今年の元日に放送されたのを見て、そのあまりの面白さに、また来年の放送を楽しみに1年間頑張ろうと思った。
それなのに、“in summer”と題し、早くも第2回をやってくれるなんて。嬉しすぎる。
今ダントツで一番面白いテレビ番組だと思ってる。
どこまでガチなのかわからないけど、とにかくドラマが起こる起こる。
絶対演出じゃないか、と疑わずにいられない。
竹山がトイレに行ったタイミングで、ゴールを先越されたり、スパイ疑惑で携帯を没収されている田中が拉致されて連絡とれなくてる流れなんて、話が出来すぎている。
と邪推しがちだけど、そんなすごいドラマを起こすのはスターたる所以なのだろう。
1stステージはにらめっこ対決。
そうそうこれこれ〜、相変わらず安定して面白い。
こんなこと言ってしまうと身も蓋もないけど、勝ち負けよりもとにかく面白くあれ、と思ってるので、おぎやはぎチームが最高だった。
癖のあるおじさんは、超スベってたけどひたすら煽って悪ノリするくだりはずっと見ていたかった。
2ndステージは騎馬戦。
クラミジアフォックス擁するロンブーチームに分があるのは明白だけど、やはり芸人キャノンボールを面白くするのはおぎやはぎチームだ。
女子プロレスラーと繋がりのある日村が連絡を取り、最強の馬一騎のみで勝負する作戦。
相変わらず発想がぶっ飛んでいて最高じゃないか。
しかし、やはり多勢に無勢で、一騎当千は夢物語に終わった。夢を見させてくれてありがとう。
3rdステージはカラオケ対決。
待ってました!
そして、しっかり前回以上に面白くするための新ルール、選手を街でスカウトしたらポイントが付く、ストリートが追加された。これまた夢がある魅力的なルールだ。
でもって、芸人キャノンボールの準レギュラーの千秋登場。
そして、千秋を介して繰り広げられる、バカリズムと淳の頭脳戦。
だけど、淳は一枚上手というか、千秋は眼中になくて、ツイキャスで歌がうまい素人を探す作戦に。よく思いつくな、すごい。
結局、芸人キャノンボールの中心にいるのは淳な気がする。本当に器用で賢くて、順応性に長けている。素人の扱いも上手だし。
有吉は面白くて好きだけど、素人の中から選手を探したりするのは苦手みたい。
今回の有吉チームには劇団ひとりという頭が切れて、気の知れた側近がいてよかった。あとはチームメイトに小峠よりも、ハライチ澤部とかノブコブ吉村の方が面白くなったのではと思う。
なんて思ったのだけど、カラオケ対決の舞台では有吉が一番面白かった。
たくさん芸人がいても、その存在感はずば抜けている。
ジュニアチームについても言及すると、神聖なるカラオケ対決に水差すな、ということだ。
真剣に勝ちに行くか、真剣に笑わせるか、どちらかにして欲しい。
ちょっと残念だった。
まあジュニアチームは、対決よりも車中が一番面白いチームだ。ざっくりハイタッチを彷彿させるやりとり。次回のジュニアチームのメンバーはフットボールアワーと小藪であれ。
話が少し逸れたけど、結局カラオケ対決は、新ルールのストリートポイントを狙いに行った、おぎやはぎチームとロンブーチームが正解だったと思う。
おぎやはぎは、行き当たりばったりの素人にしてはすごい善戦していて、その引きの強さたるや。やはり持ってるな。
最終ステージは、ホームラン対決。
準レギュラーの千秋が普通に参加していて、いよいよ芸人キャノンボールで幅利かせてきた。スーパーバイザーか。面白いな。
最終ステージなのに、リーダーのジュニアが抜けてしまい、もうグダグダで不憫で見てられなかったけど、勝てなくても諦めず、ベストを尽くして番組を盛り上げようと、ボーナスポイントを稼ぎに行く姿勢はプロだった。
おぎやはぎチームも最後まで番組を面白くする。
引退した選手が再びバッターボックスに立ち、大活躍するなんて、ドラマチックでかっこいい。見たい!
絶対ホームラン打つと思った。
だが、やはりホームランは難しかったみたい。ホームランバッターでもないのに1本打った元木ってすごいな。さすが曲者。
ロンブーチームの二連覇となってしまったけど、惜しいところまで行き、ちょっと期待させてくれるのがおぎやはぎチーム。
おぎやはぎチームはゆるいようで、しっかり勝負しつつ、冒険したり、無茶したりして、ちゃっかり結果を出しているのが本当にすごい。
田中を拉致するのが卑怯だという意見もあるらしいけど、それがルール違反になってしまう、ぬるいキャノンボールなんて見たいか? 僕は見たくない。
ETCカードを抜いたり、拉致したりする、これがキャノンボールだ。